自転車本 ― 2007/08/18 08:10
疋田智『自転車ツーキニスト』、『大人の自転車ライフ』(以上知恵の森文庫)、『自転車生活の愉しみ』(朝日文庫)、高千穂遥『自転車で痩せた人』(生活人新書)を立て続けに読む。 宇都宮市はLRTなんかを建設して赤字を抱え込むより、自転車都市としてのありかたを模索したほうがいいだろう。私もそうだったけれどあそこで中学、高校生活をおくると否が応でも自転車に乗らざるを得ない。だから大人たちよもう一度と、条件整備をすれば結構いいと思うんだけどナ。なんて言ったって宇都宮は、自転車ロードレース界じゃ有名な、レースを開催すると都市なんだから。 我が日光市もお金がないんだから、水素自動車なんて言ってないで、自転車都市として整備すれば面白いと思う。ただこちらは市のエリアが広すぎる(何と言っても、飛騨高山、浜松に次いで全国3位の広さ、栗山エリアだけでも東京23区より広い!)のと、高低差が(今市の300メートルくらいから中宮祠や川俣など1000メートルを超すところまで)あるので、こちらこそ公共交通機関によるサポートが必要だけど、世界遺産だし国立公園だから自転車を全面に押し出して環境にやさしい都市をアピールすればいいと思うんだけどな、さらに「ツール・ド・日光」なんてレースでもやれば面白いんだけど・・・・・・。
ららら科學の子 ― 2007/08/21 15:30
矢作俊彦の作品は、大昔に書店員だった頃に同僚の阿多君に勧められて初めて読んだ。『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ』 へと続く二村永爾シリーズも面白いし、『スズキさんの休息と遍歴—またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行』も良かったし『さまよう薔薇のように』もいいけれど、これもやっぱり面白かった。文化大革命と毛沢東、全共闘なんて言葉も久しぶりに聞いた気がする。 最近、東京に行くと、風景がかつて住んでいたときとだいぶ変わっていることに気付くし、東京だけでなく自分もだいぶ変わってしまったんだなあと思う。でも、ふと昔のままの風景や気持ちに一瞬なることがあってとても不思議な感じがする。 先日、子どもを連れて東京に行ったとき、アパートを借りていた学芸大学駅付近に行ってみた。もうあのおんぼろアパートはなかったし、勤めていた本屋もだいぶ変わっていた。東横線で渋谷に出たら、渋谷の街もなんだか全然知らないところみたいだった。学生時代は毎日のように行ったのに・・・・。 中国から30年ぶりに来たとしたらいったいどんな感じなのだろう。
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