2万5000分の1地形図2010/01/09 19:19

新規格の「玉生」
 何が好きかって言われたら、「地図をみることです。」と答える。特に国土地理院の2万5000分の1地形図がいろいろ想像するのにちょうど良い。
 栃木県の地形図は、私が子どもの頃までは、まだ5万分の1の地形図が基本図で、それをただ大きくしただけだった2万5000分の1だけれど、高校生になるころから、正確で詳しい地形図が手に入るようになった。それでも小遣いの関係や山歩き、サイクリングには5万分の1の方が便利だったけれど、(5万分の1地形図1枚分が2万5000分の1地形図4枚分だからね、貧乏人や荷物を軽くしたい人には便利だ)地形の詳細がわかるのは、やっぱり2万5000分の1の方だ。
 どこかに行くときは、たいていどんな所でもこの地形図を持っていくのだけれど、この地図には折り方がいくつかあって、私はずっと四隅を斜めに折ってから、余白を後ろ側に折るやり方をしている。これも小学生の時に、山岳会に入っていた親父の地形図の折り方を見様見まねで研究して、自分で覚えたものだ。
 ところが、2万5000分の1の新しい規格の地形図が厄介だ。世界測地系に変更になったことにともなって、2003年あたりから刊行が始まったようだけれど、そのころは栃木県に関係はなかったので大丈夫だったけれど、最近、栃木県も新規格図になってきたのだ。これが余白が小さくてうまく折れないし、折り畳んだ大きさも変わるしで困っている。いっそ旧規格で線を引いて折っちまおうかと思うほどだ。ほかの人はどうしているのだろうとネットで検索しても、みんな困ったまま折っていなかったり、旧図を使ったり、三浦折りに変えたりしているようだ。本当にどうしよう。

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